「BP世界エネルギー統計レビュー2006」によれば、中国のエネル
ギー消費(2006年)は、8.4%増加し、世界の増加量の過半を占めた。
GDPが2兆6447億ドルと10.7%増を達成したが、国務院が期待した
弾性値0.5を大きく超えてしまった。発電量は13.5%増の2兆8344億
キロワット時に達し、うち火力発電が2兆3573億キロワット時で、
83.2%を占めており、CO2、SO2対策が最重要課題となる。
中国の環境問題の続きを読む
「BP世界エネルギー統計レビュー2006」によれば、中国のエネル
ギー消費(2006年)は、8.4%増加し、世界の増加量の過半を占めた。
GDPが2兆6447億ドルと10.7%増を達成したが、国務院が期待した
弾性値0.5を大きく超えてしまった。発電量は13.5%増の2兆8344億
キロワット時に達し、うち火力発電が2兆3573億キロワット時で、
83.2%を占めており、CO2、SO2対策が最重要課題となる。
◆中国のCO2が世界最大に
国際エネルギー機関(IAE)2007年版の年報「世界エネルギー見通し」によれば、07年に中国が米国を抜き、世界最大のCO2排出国になる。インドも、今年4月からの五カ年計画で発電能力をいまの6倍に高める方針であり、中米に次ぐ排出国になることは必至である。2015年には、米中印の3カ国で排出全体の半分を占める見通しとなった。
中国の発電量(06年)は、前年比13।5%増の2兆8344キロワット時に達した。電源構成は、火力発電(83.2%)、水力発電(14.7%)、原子力発電(1.9%)である。火力の殆どが排出量の多い石炭であり、この構成が短期間に変わることは期待できず、高度経済成長を続ける限り、発電量も増大する。排出を削減する為には、技術と設備が必要であり、投資総額も膨大なものになる。