⑧ 中国事情(論稿): 2008年6月アーカイブ

理事長 凌星光

 512日、四川省での大地震は、中国の経済社会に大きな打撃を与えたが、胡錦濤指導部が開明的な対応をしたために、多くの喜ばしい進歩を遂げている。

                           理事長 凌星光

  毒餃子問題、東シナ海ガス田問題、チベット騒乱など、日中関係の障害が  間断なく発生し、日中両国の有識者の中には、胡錦濤国家主席の訪日を延期 したらどうかという意見もあった。胡錦濤はまさに敵陣に乗り込むような意気込 みで決断したと思われる。結果は予想をはるかに上回る大成功であった。

農民工が21千万人に達した。内訳は都市部が13千万人、農村部が8千万人である。農民工とは、戸籍は農村だが、農業に従事しない人達のことを指す。都市部において、第二次産業は57.6%、第三次産業では52%を占め、3K職種など底辺を支える農民工がいなければ、都市経済は動かなくなってしまう。だが、都市勤労者と農民工の収入は大きくかけ離れ、大きな格差を生じている。本稿では農民工の変遷を辿り、現在の問題点を明らかにしたい。

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