⑧ 中国事情(論稿): 2008年3月アーカイブ

1.はじめに

  21世紀が始まった20011110日、ドーハ会議において、中国のWTO加盟が承認された。これまでの5年間において、中国の外貨準備高は5倍を超え、貿易黒字も4倍、輸出額は3倍に増え、国内総生産(GDP)でも、2倍に達しようとしている。

.はじめに

 世界の国内総生産(2005年、名目)は、44兆ドル

中国が22千億ドル(5%)で5位。日本の1/2である。

しかし、これを購買力平価(PPP)に換算すると、中国は

85726億ドルと日本の倍になり、アメリカに次ぐ世界

2の経済大国となる。

中国の人口は13億人。いうまでもなく、世界のトップ。エネルギー消費量が世界二位。エネルギー消費量が第二位であれば、Co2も世界第二位となる。また貿易総額は、日本を抑え第三位となった。世界における中国の影響は、功罪両面にわたり、益々大きなものとなっている。 

   日中貿易は岸内閣時代の1958年に一度全面中断したが、1960年の池田内閣発足を機に友好貿易が誕生、1962年には半官半民の覚書貿易も始まり、「車の両輪」として「以経促政」「以民促官」の役割を果たした。外交課題で、日中国交正常化のように全国民的コンセンサスが形成されたことは、空前だったが、経済界もその重要な一翼を担った。
1.温家宝総理の指摘

       

               2007年412日、温家宝総理が訪日。翌日、国会において

     演説を行い、「中国は改革開放29年来の大きな成果を得たが、

     人口は多く、底が浅く、甚だしく不均衡な発展であり、未だに

     発展途上国である」 位置づけ、「その発展途上において、

     資源・エネルギー・環境がボトルネックとなっている」と指摘

     した。

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