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 中国の電力消費量(2007年)は、32559億キロワット時であり、

前年度比14.4%増であった。設備容量は71329キロワットに達

した。前年14.36%増である。また環境対策として、効率の低い

小型発電ユニット1438万キロワットを閉鎖している。

◆原炭生産が23.25億トン

  国家炭鉱安全監察局によると中国の06年の原炭生産量が前年比8.1%増の23.25億トンに達した。中国の原炭生産量は2000年に9.99億トンまで落ち込んだが、02年には14.15億トンとなり、04年は19.97億トンだった。   
  また、06年の炭鉱事故による死者は20.1%減の4746人に減少した。死者が4800人を下回ったのは30年ぶりである。一度に100人以上が死亡する事故はみられなかった。しかし、重大事故による死者は22.2%増えた。超大型事故39件のうち22件は違法炭坑で起きたものだった

◆中国06年 火力8割強占める 

  中国電力企業連合会が発表した06年電力工業統計速報によると06年の発電量は前年比13.5%増の2兆8344億キロワット時に達した。うち火力発電が83.2%を占める2兆3573億キロワット時(前年比15.3%増、以下同じ)、水力が4167億キロワット時(5.1%増)で、原子力が1.9%を占める543億ワット時(2.4%増)だった。電力使用量は14.0%増の2兆8248億キロワット時で、うち住民生活用が14.7%増の3240億キロワット時である。      

  発電設備容量は06年末に6億2200万キロワットに達し、前年末より20.3%増えた。内訳は火力発電が4億8405万キロワット、水力発電が1億2857万キロワットなどとなっている。 
  昨年、新たに建設、運用した発電設備容量は1億117万キロワットだった。うち火力が9048万台キロワット、水力が971万台キロワットである。   
  2010年末には発電設備容量は8億キロワットに達し、水力、原子力、新エネルギーなどのクリーン発電が全体の35%を超えるとみられている。
 

    三峡ダム初期設計の70万kw発電機26台が今年末に運開する。総容量1820万kw。予定より、1年前倒しとなる。建設途中で追加された地下発電機6台は、現在、コンクリート打設中。最終的には、32台、2240万kwとなる。
2007年12月18日、三峡ダム右岸の発電ユニット№20が運開。総出力が1410万kw(70万kw×20+5万kw×2)となり、ブラジルのイタイプダムの1260万kwを抜き、世界最大となった

世界最大のシップリフトが三峡ダムで着工

  三峡シップリフト下流左側スロープの掘削が、このほど、正式に着工した。三峡シップリフト基礎の掘削、基礎コンクリート打設が、愈々、本格的に開始される。これは、世界最大の垂直シップリフトの前期工事の幕開けを意味する。
  シップリフトは、三峡ダム左岸に位置し、三峡ダム建設の恒久的通航施設であり、客船、特殊船がスピーデイに通航できる。リフトは、長さ132m、幅23.4m、高さ10m。最大高度は113m、総重量が13,000トン。その規模と技術的難度は、世界のシップリフト建設において、先例が無い。
  三峡リフトは中国と外国との共同設計方式を採用し、長江水利委員会設計院とドイツのLI-KuKの共同企業体が設計を担当した。中国三峡総公司は、反復論証と方案比較を経て、ワイア巻上げ方案を歯車・歯条リフト方式及び短ボルト・長ナット安全保障システムに変更して、本年7月、全体設計の審査が終了した。
  三峡ダムを通航する一年間の貨物量は、5,000万トンを超え、毎日200隻近い船舶が通過しており、急増の勢いを呈している。三峡リフト竣工後は、3000トンの船舶一隻が通航可能となり、所要時間は40分である。

                                     2007年11月12日

 2007年11月19日、8時から20時30分まで、三峡南線シップロックは、12時間半の試験通航を行った結果、成功を収め、複線航行の条件を完備していることを証明した。20日午前8時、三峡南線シップロックは、正式に通航を回復し、同時に、北線シップロックが閉鎖され、施工の最終段階に入った。

◆三峡ダムの施工状況

  昨年末の時点で、三峡ダムは、右岸のダム本体部分も185メートルの高さに達し、グレーチングの据付に入った。洪水防止の機能は、予定よりも1年以上早く達成された。  左岸の発電機14台も、既に156メートルの水位で運開している。右岸の発電機は、1台目のタービンが設置されたところである。右岸12台の内、まず東方電機、ハルビン電機の各4台、計8台が設置される予定。2009年までには、70万キロワット26台全てが運開されるが、合計1820万キロワットの電源容量となる。
 
中国の電源容量は、昨年末に6億キロワットに達した。
船舶輸送の能力は、シップロック2ラインで年間5千万トンに達した。本年中には、シップリフト1基が完成し、3000トンの貨物船が昇降できるようになり、能力が大幅に向上することとなる。

                                     2007年1月18日

 国際エネルギー機関(IAE)2007年版の年報「世界エネルギー見通し」によれば、07年に中国が米国を抜き、世界最大のCO2排出国になる。インドも、今年4月からの五カ年計画で発電能力をいまの6倍に高める方針であり、中米に次ぐ排出国になることは必至である。2015年には、米中印の3カ国で排出全体の半分を占める見通しとなった。
 中国の発電量(06年)は、前年比13।5%増の2兆8344キロワット時に達した。電源構成は、火力発電(83.2%)、水力発電(14.7%)、原子力発電(1.9%)である。火力の殆どが排出量の多い石炭であり、この構成が短期間に変わることは期待できず、高度経済成長を続ける限り、発電量も増大する。排出を削減する為には、技術と設備が必要であり、投資総額も膨大なものになる。

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