『日中外交の証言』 / 蒼天社
当社団理事 中江要介 著
当社団理事 中江要介 著
本書は、「日中国交正常化」、「日華断交」、「日中平和友好条約」の三章構成である。著者の中江要介氏は、1922年に大阪市で生まれ、47年に京都大学法学部を卒業して、外務省に入省。日中国交正常化の1年前(1971年)に、在外勤務から本省アジア局勤務となり、参事官、局次長、局長として三章のテーマそれぞれに直接関係した。まさに日中外交の証言である。
三章のテーマは戦後の日中両国関係の原点であり、条約局法規課長経験者としての筆致も見られるが、平易で分りやすく書かれており、外交交渉についても克明に描写され、恰も三幕の芝居を見るが如くであり、日中関係者必読の書である。
「日華断交」は影の部分であり、「日中関係正常化」の光に比べて見逃しやすく、また書かれることも少ないが、その故にこそ貴重な証言であるといえよう。
中華人民共和国駐箚特命全権大使として北京に在勤したのは、1984年から87年までの3ヵ年である。当社団が主催したテレコンプチャイナ'87日本館には、電気通信・コンピューターの主要企業が出展し、技術交流会も併催され、中江大使にも、田紀雲副総理とともにご視察いただいた。94年6月に当社団理事に就任された。
「日華断交」は影の部分であり、「日中関係正常化」の光に比べて見逃しやすく、また書かれることも少ないが、その故にこそ貴重な証言であるといえよう。
中華人民共和国駐箚特命全権大使として北京に在勤したのは、1984年から87年までの3ヵ年である。当社団が主催したテレコンプチャイナ'87日本館には、電気通信・コンピューターの主要企業が出展し、技術交流会も併催され、中江大使にも、田紀雲副総理とともにご視察いただいた。94年6月に当社団理事に就任された。

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